Photoshopにチャレンジ

いつもIllustratorを使って描いていますが、Adobeの広告をインスタなどでよく見まして。

すると、Photoshopならブラシの種類も多く、自在にイラストが描ける、的なのが流れてくるんですね。

これまで、フォトショは写真の背景を透過するくらいにしか使っていなかったのですが、絵も描けると言われると、試したくなります。

そもそもPhotoshopでイラストを描くにはどうすればいい?

イラレも独学で、あちこちポチポチ押しながら、いろいろな機能があることやその使い方を知ってきたのですが、Photoshopを使うとなると、また1からです。

本当は、Adobeのクリエイティブクラウドが使えるので、無料のチュートリアル動画を見ることができるのですが、使いたい機能だけを知りたくて見てないんですよね。

自分でも、「見ろよ」って思わなくもないんですが。

で、最初の問題は、手描きの下絵をどうやって使うか、最近やっているガイドをどうするか、といったあたりですね。

イラレでは、スキャンした下絵を画像トレースやペンツール、ブラシツールで「清書」しているんですが、それに相当する機能がどれか分からないww

手探り、というか無い知恵を絞って、

  • スキャンした下絵をフォトショに埋め込んでブラシツールでなぞる
  • スキャンした下絵をイラレに埋め込んでブラシツールでなぞり、フォトショに取り込む

というやり方を考えました。

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Photoshopで藤を描いてみた

Photoshopとペンタブで、藤を描いてみました。

いつも鉛筆でざっくり下絵を描いて、コピックで清書し、スキャナーで取り込んだものをイラレで加工しています。基本的にイラレでは、画像トレースでベクターデータにして、塗りや塗りブラシで着色しているのですが。

ペンタブを使って描いてみたい!

古いペンタブを持っているので、画像トレースではなく、ペンタブでラインを「直接」描いてみたくなりました。

が、イラレでは、鉛筆ツールですよね(最近ブラシツールでもパスが引けることを知ったのですが)。

そこでPhotoshopを使ってみることに。他のペイントソフトを使うことも考えたのですが、とりあえず持っているソフトを使うことにしたのです。

手描きの下絵

Photoshopでざっくり線画を描く

さて、Photoshopで描くと言ってもどうすればいいのか、また手探りですww

ペンツールで下絵を「見ながら」描いてみたところ、鉛筆で紙に描くようにざざーっと描けます!ビックリ。イラレと異なり、パスになるのではないので、紙の時と同じく、一本の線で清書的に描くわけではありませんでした。

Photoshopで描いた

着色も、筆で塗っていく感じですが、べた塗りに近く、重ね塗りでちょっとだけ絵具「風」にしてみました。

ベクターにしたらどうなるの?

このままでも、自分的には好きな仕上がりなのですが、イラレでベクターにするとどうなるのかも気になります。

イラレに取り込んでみた

イラレのアートボードに配置しました。

塗りの感じが変化しました。色も、RGBとCMYKの差なのか、感じが変わっています。

再度Photoshopに取り込み

でも、いまいち納得のいく形ではなかったので、Photoshopで直してみようと取り込んでみました。

線がすっかり濃くなり、基本1本に変化しました。花の色も、色の異なる範囲の境界がややぼやけました。

上の方がスカスカだったので、パターンブラシで葉っぱを加えて、今回は終了です。

まとめと感想

イラレではペンタブと鉛筆ツールでパスが引け、1本のラインになって清書に近くなりますが、Photoshopではざっくりスケッチしたようなラインになりました。

これはこれで面白いので、描きたい絵によって使い分けてもいいのかな?という感じです。

これまでPhotoshopでは、写真の切り抜きや文字入れしかしていませんでしたが、たまには絵を描くのもいいかもしれません。