illustrator「塗りブラシ」

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前回書いた「もう一つの機能」とは、「塗りブラシ」です。

前からあるのは知っていたのですが、使い方がよく分からなくて触ってみてすらいなかったんですね。

少し前、ピンタレストで使い方を解説しているブログを発見して、「おおーなるほど!」と。

「塗りブラシ」の便利さ

塗りブラシを使うと、塗ったところが「塗り」になるんです。って当たり前じゃん?って言われそうですが。

色を決めると、はじめ線扱いなんですね。が、塗ると塗ったところがつながって一つの「塗りのエリア」になるので、塗り全体を一つの「オブジェクト」として扱えるんです。

きちきち塗っていかなくても、一つにまとまってくれるので、ほんとに楽チン。アンカーポイントを動かしてはみ出したとこの修正も可。

猫と松ぼっくりは塗りブラシ。黒猫。

黒猫なので、輪郭を薄い色にした方がよかったですね。反省点です。

塗りブラシを使わないと?

輪郭を全部連結して、レイヤーをコピーして、下のレイヤーに色を設定して…というやり方だと、とにかく輪郭を連結しないとならず、ここが結構な手間。

さらに、塗り分けをしたい場合は、さらにレイヤーを複製するか、オブジェクトを分割するかしていました。分割するとやり直しが難しいので、何とかならないかと思っていたのです。

塗りブラシだと、やり直しは簡単だし、重ね塗りもできます。色の塗り分けも簡単。

猫と松ぼっくりだけ塗りブラシ。白黒ハチワレ。

これは、うちのハチワレ猫をモデルに塗りましたが、いつもこの子をモデルにすると、顔とか脚の黒い部分を塗るのに、オブジェクトを分割することが多くて。失敗すると、何段階も戻らないとならないし、戻るとうまくいったところもやり直しになるし。

重ね塗りも簡単

猫と松ぼっくりだけ塗りブラシ。キジトラ。

目以外は、塗りブラシで塗っています。目は、ちょっと小さくて微妙なので、レイヤーを分けましたが、分けなくても重ね塗りで対応できるはず。

ちなみにこれもモデルは、うちのキジトラです(不要な情報ww)。黒猫もうちの子です(不要な情報②)

まとめと感想

前回の「ラインアート」と今回の「塗りブラシ」を使うと、わたしのような描き方(アナログで下描きしたものをスキャン)をする人には、とても絵をデジタル化しやすくていいですね。

最近は、この2つを使って、背景だけオブジェクトを使ったりして、仕上げにかかる時間がすごく短くなりました。

今後試したいのは、ペンタブ(安くて古いのがあります)で、直接デジタルで描いてみるということですね。

あとは、もっと緻密な絵にもチャレンジしたいです。いつもメインを描いたらすぐillustratorに移ってしまうので、もっと背景も緻密な絵を描けるように。


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