イラレで手描きをしてみた

前回、少し触れましたが、イラレのブラシツールでパスが引けることに気づきまして。

ちょっとチャレンジしてみました。

下絵を画像トレースしたけど…

鉛筆書きのマリーゴールド

この下絵を取り込んで、画像トレースしたのですが。

画像トレースしたマリーゴールド

元の下絵が平べったかったので、イメージしたマリーゴールドに仕上がりませんでした。

グループ解除して、パーツを移動してみたりもしましたが、気に入りません。

ペンタブとブラシツールで線を引く

ブラシツールで描いたマリーゴールド

左上と右下の大きい花は、ブラシツールで下絵をトレースしたもの。

下絵の平べったさを修正しつつトレースしましたが、気に入りません。左上は塗りブラシで色を着けましたが、イメージと違います。

そこで、写真を見ながら直にブラシツールで描いてみたのが、小さい3つ。下絵無しで描いた方が気に入りました。

まとめと感想

今回の下絵が雑過ぎたというのもありますが、下絵無しで直にブラシツールで描くことで、何度でも修正ができる分、気に入った絵に仕上がること「も」あると分かりました。

画像の表示を200%ないし300%にすると、線のがたがたが少なくなるのはもちろん、細かい部分もきっちり描き込むことができました。

ブラシツールは太さを変えられないと思い込んでいましたが、「基本」だけではなく「3pt.丸筆」など選べますし、太さも変えられるので、描きたい大きさに合わせて変えていくと、いろいろ描けそうです。

Photoshopで藤を描いてみた

Photoshopとペンタブで、藤を描いてみました。

いつも鉛筆でざっくり下絵を描いて、コピックで清書し、スキャナーで取り込んだものをイラレで加工しています。基本的にイラレでは、画像トレースでベクターデータにして、塗りや塗りブラシで着色しているのですが。

ペンタブを使って描いてみたい!

古いペンタブを持っているので、画像トレースではなく、ペンタブでラインを「直接」描いてみたくなりました。

が、イラレでは、鉛筆ツールですよね(最近ブラシツールでもパスが引けることを知ったのですが)。

そこでPhotoshopを使ってみることに。他のペイントソフトを使うことも考えたのですが、とりあえず持っているソフトを使うことにしたのです。

手描きの下絵

Photoshopでざっくり線画を描く

さて、Photoshopで描くと言ってもどうすればいいのか、また手探りですww

ペンツールで下絵を「見ながら」描いてみたところ、鉛筆で紙に描くようにざざーっと描けます!ビックリ。イラレと異なり、パスになるのではないので、紙の時と同じく、一本の線で清書的に描くわけではありませんでした。

Photoshopで描いた

着色も、筆で塗っていく感じですが、べた塗りに近く、重ね塗りでちょっとだけ絵具「風」にしてみました。

ベクターにしたらどうなるの?

このままでも、自分的には好きな仕上がりなのですが、イラレでベクターにするとどうなるのかも気になります。

イラレに取り込んでみた

イラレのアートボードに配置しました。

塗りの感じが変化しました。色も、RGBとCMYKの差なのか、感じが変わっています。

再度Photoshopに取り込み

でも、いまいち納得のいく形ではなかったので、Photoshopで直してみようと取り込んでみました。

線がすっかり濃くなり、基本1本に変化しました。花の色も、色の異なる範囲の境界がややぼやけました。

上の方がスカスカだったので、パターンブラシで葉っぱを加えて、今回は終了です。

まとめと感想

イラレではペンタブと鉛筆ツールでパスが引け、1本のラインになって清書に近くなりますが、Photoshopではざっくりスケッチしたようなラインになりました。

これはこれで面白いので、描きたい絵によって使い分けてもいいのかな?という感じです。

これまでPhotoshopでは、写真の切り抜きや文字入れしかしていませんでしたが、たまには絵を描くのもいいかもしれません。

しろくま

クリスマスカード以来の投稿になります。年賀状は、本ブログの方に投稿したため、こちらには投稿しませんでした(2種類描けばよかったんですが)。

今回は、タイトル通り、しろくまの絵です。

自分で「お題」を考えられないので、あるところで募集されているイラストを描いてみることも多いんですね。今回は、そのクチです。コンペなのですが、応募するには拙いので、応募してません(;´Д`)

最初に描いたしろくま

おおもとのしろくま親子

これに薄緑の色を着け、親熊が子熊を抱っこしてる風にしてみました。要は重ねただけなんですが…。

薄緑のだっこくま 

顎のラインを消したしろくま

おおもとのお題が「ゆるキャラ風」だったので、顎のラインがない方がいいかも、と消してみたのが、こちら。

顎のラインのないしろくま

なんとなく、柔らかくなった?

色は、青とか緑でもいいとのことだったので、薄い青で色を着けてみた。線も少し変えてみた。

薄い青の顎無ししろくま

親子なので、抱っこも。

抱っこくま

子熊の腕と親熊の顔が消えたけど、いいのかな?

ゆるキャラ?なしろくま

さらに緩くしてみたしろくま

顎無しにしても、まだ緩さが足りない気がしたので、体型のラインのアンカーポイントを削除してみた。

後ろから肩に手を置いてる風しろくま

抱っこすると親熊の顔が隠れるので、単純に横移動させたら、肩に手を置いてる風になったしろくま。親子同じ色だと平板すぎる気がして、少しだけ子熊を白くした。

まとめと感想

まとめというか、今回、最初は五角形を変形してしろくまの体と顔をつくりました。親熊は体大きめ、子熊は頭大きめにしたのですが、最後にゆるキャラ風にしようとしたとき、子熊の体が直線的になりすぎ、腕の形から「うらめしやスタイル」になってしまいました。

で、ちょっと腕を変えたけど、ありがちな仕上がりで、さすが素人ですww 親熊はまあ、そこそこ納得できる出来だったのですが(当社比)。

キャラクターを作る、となると、手描きより図形ツールを使う方がいいのかな?と思ったけど、お題次第なのかもしれません。

あと、本当は3ポーズ必要なんだけど、思いつかなかったし、上手に描けそうもなかったです。向きを変えると同じキャラになる自信がありませんww

メリークリスマス!

ということで、取り急ぎ(?)クリスマスカードを。

今回は、全て図形ツールで描きました。こむぎサンタと、福ちゃんトナカイ、幸ちゃんスノーマン、靴下に入っているのはにゃん九郎。我が家のどうぶつ家族です♪

それでは皆様、素敵なクリスマスをお過ごしくださいね!

illustrator「塗りブラシ」

前回書いた「もう一つの機能」とは、「塗りブラシ」です。

前からあるのは知っていたのですが、使い方がよく分からなくて触ってみてすらいなかったんですね。

少し前、ピンタレストで使い方を解説しているブログを発見して、「おおーなるほど!」と。

「塗りブラシ」の便利さ

塗りブラシを使うと、塗ったところが「塗り」になるんです。って当たり前じゃん?って言われそうですが。

色を決めると、はじめ線扱いなんですね。が、塗ると塗ったところがつながって一つの「塗りのエリア」になるので、塗り全体を一つの「オブジェクト」として扱えるんです。

きちきち塗っていかなくても、一つにまとまってくれるので、ほんとに楽チン。アンカーポイントを動かしてはみ出したとこの修正も可。

猫と松ぼっくりは塗りブラシ。黒猫。

黒猫なので、輪郭を薄い色にした方がよかったですね。反省点です。

塗りブラシを使わないと?

輪郭を全部連結して、レイヤーをコピーして、下のレイヤーに色を設定して…というやり方だと、とにかく輪郭を連結しないとならず、ここが結構な手間。

さらに、塗り分けをしたい場合は、さらにレイヤーを複製するか、オブジェクトを分割するかしていました。分割するとやり直しが難しいので、何とかならないかと思っていたのです。

塗りブラシだと、やり直しは簡単だし、重ね塗りもできます。色の塗り分けも簡単。

猫と松ぼっくりだけ塗りブラシ。白黒ハチワレ。

これは、うちのハチワレ猫をモデルに塗りましたが、いつもこの子をモデルにすると、顔とか脚の黒い部分を塗るのに、オブジェクトを分割することが多くて。失敗すると、何段階も戻らないとならないし、戻るとうまくいったところもやり直しになるし。

重ね塗りも簡単

猫と松ぼっくりだけ塗りブラシ。キジトラ。

目以外は、塗りブラシで塗っています。目は、ちょっと小さくて微妙なので、レイヤーを分けましたが、分けなくても重ね塗りで対応できるはず。

ちなみにこれもモデルは、うちのキジトラです(不要な情報ww)。黒猫もうちの子です(不要な情報②)

まとめと感想

前回の「ラインアート」と今回の「塗りブラシ」を使うと、わたしのような描き方(アナログで下描きしたものをスキャン)をする人には、とても絵をデジタル化しやすくていいですね。

最近は、この2つを使って、背景だけオブジェクトを使ったりして、仕上げにかかる時間がすごく短くなりました。

今後試したいのは、ペンタブ(安くて古いのがあります)で、直接デジタルで描いてみるということですね。

あとは、もっと緻密な絵にもチャレンジしたいです。いつもメインを描いたらすぐillustratorに移ってしまうので、もっと背景も緻密な絵を描けるように。